サロンオーナーマインド

値上げするときに必ず考えること

こんにちは、町田です(^^♪随分間が空いてしまいましたがまたぼちぼちアップしていきます。

メールマガジンは毎週配信していますので最新情報はそちらからご覧ください(*^^*)

 

前回のブログでは私のサロンでおこなった施術単価アップの成功例について紹介しました。

前回からの繰り返しになりますが単価や値上げをすると私たちサロンにとっては【同じ労働時間で収益が上がる】というメリットがありますが【失客する可能性】も、もちろんあります。

単価アップや値上げを実行するならばそのリスクを最小限に抑えていくことを考え、準備しなくてはなりません。

 

今回は私がサロンで実際に行った値上げの方法について紹介したいと思います。

 

まず、①新規顧客の値段を上げました。

今後出会うお客様へむけての料金をそれまでよりアップさせ、体験料金もそれに伴いアップしました。既存顧客はしばらく据え置き。

そして、②値上げをする時期の2、3ヶ月前から既存顧客おひとりおひとりに丁寧に値上げのお知らせを始めました。

お客様の反応はさまざまでした。

「もっと上げちゃってください!安すぎますよ!」という人もいれば「そうですか〜」と値段にさほど興味を示さない人「げっそうなんですね!わかりました」という人。

この時のお知らせで、「げっ!」と言った人は幸いにもたった一人でこの人だけは次から来なくなりました。

 

値上げには必ず理由がいります。それもこちらの事情だけでなくできればお客様にメリットがあり納得してもらえる理由です。

よくあるサロン側の事情は仕入れの高騰についてという理由。実際そういうこともありますし。それからなにか新しい技術やマシンを入れた時のタイミング。

個人的にはこれが一番納得がいくのかなと思います。

新しいものを学ぶのにオーナー自ら投資をしてマシンを買うのに、技術を学ぶのにお金を使っているわけなので。私たちとしては当然それを回収していかねばなりません。

 

多くの場合は、まず①施術単価のアップをしそれでもまだ売り上げの上限をあげたいのなら②値上げを実行しましょう。

単価アップの方法はオプションメニューを全ての人にお知らせし知ってもらい、試してもらう。”すべての人に”これ大事です。

いきなりテキトーに「上げてみっか!」みたいなノリで値上げを考えないでくださいね。

まずは自分のサロンでは何人受け入れられるの?

あと何人分の枠がある?

サロンの平均単価はいくら?

あといくらほしい?目指したい?

いずれにしても施術やメニューの魅力や良さを伝えられているか、何より大事な既存のお客様の心は離れていないか、コミュニケーションはとれているか

ここも外さないでください。

価格に関してはリスクもありますがうまくいけばきちんと収益が上がります(^^♪2,3カ月で結果が見えてくるはずです。

 

ここ数回のメールでは価格やお金のことばかり話していますが”価格に対する意識”はめちゃくちゃ大事。

なぜなら価格はあなたの売上の上限をきめるからです。この意識がないとサロンをやるのは大変危険です。エステは慈善事業ではないので。

 

「いくら働いてもお金が残らない…」という大変な状況を一緒に脱していきましょうね(^^♪

実際、私の講座生さんの中には受講中にメニューを作り直し、施術単価を倍にしてお客様に喜ばれながら値上げに成功したり

単発講座を数カ月おきに全て受講しそのたびにオプションメニューを増やして施術単価をどんどんアップさせている方もいます(*^^*)

お客様もオーナーもお互いに幸せです。

 

ちなみに、、施術単価10分あたり1,000円をきっているサロンはいますぐにでも検討したいところではあります。多分、そのままやっていくといずれわかりますがすごく経営が大変になります。。

施術単価60分10,000円だとしたら10分1666円。

でも前後にお茶を飲んでお話しするなら?いくらになるでしょうか。

この機会に自分の時給はどのくらいかも把握しておきましょう。

 

今回も価格についてお話ししました。ぜひ感想を聞かせてくださいね。

 

ではまた次のブログでお会いしましょう(*^^*)

 

ABOUT ME
町田美香子
【エステサロン運営・エステ講師】 サロン運営をしながら、本物のエステ技術の普及、個人サロン運営のノウハウを伝えている。 <主な実績> ・銀座の大手サロンにて入社2年目に月間売上で全国トップを獲得 ・1日平均7名の指名予約が入るトップエステティシャンとなる ・運営するエステサロンはお客さまリピート率90%以上 ・主催するエステ講座は、年間200名以上のエステティシャン・サロンオーナーが参加 詳しいプロフィールはこちら